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トラウザーズの縫製工程|モヘアスーツ

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

洋服を構成する要素として、製図と縫製、大きく分けるとこの二つの要素があります。


どちらか一方が良くても、もうどちらかが良くないと、当然仕上がりは良くなりません。

製図、縫製の両方が良い状態になってはじめて美しい洋服が完成します。


今日はトラウザーズの縫製工程の話。


トラウザーズの縫製面での仕上がりの良し悪しを決めるのは、

・脇

・正面

個人的にはこの二つが、見た目として大きな影響を与えるように思います。


脇はウエストラインから裾まで、なかなか長い距離がある部分です。

ですので、見た目にも占める部分が大きいです。


前身頃と後ろ身頃、この二つのパーツの長さ(距離)がズレた状態で縫い合わせると、不具合が出てきます。


テーラーでは、

いさってる(余っているような状態)

ツレている(長さが足りていないような状態)

などと言いますが、

いさっていると、ボワボワ余ったり、

ツレていると、ピリ(細かいシワ)が出たり、

仕上がりにもろに出てきてしまいます。

特に今回のようなモヘアの生地はそれが顕著に現れます。


そのため、きちんと仕上がっているかを確認しながら進めていきます。


前身頃と後ろ身頃をしつけで留めて、ミシンを掛けていくのですが、

まずしつけをした時点で表面を見て、どこかいさってたり、ツレていないかをチェックします。


その後、ミシンを掛け、縫い代をアイロンで割る前に再度表面を確認し、縫い目をチェックします。



この写真はミシン後の縫い目をチェックしたところです。



ここで、いさってたり、ツレてたりすると、縫い目のすぐ傍にエクボのようなポコポコや、細かいシワのようなものが出てきますので、その場合はやり直さなければなりません。


何も不具合がないことを確認した後、アイロンで縫い代を割り、今回のように柄がある場合は綺麗に柄が出ているかを確認していきます。





今回は脇について書きましたが、これは縫製面ではどの工程でも同じように確認をしながら進めていきます。

ただ、袖付けでは、あえてイセを入れてふっくらさせるように仕上げたり、

その他にも、綺麗に仕上げるために、あえて外まわりを入れるなど、それぞれの工程で特徴があります。


そんな話も今後していけたらなと思います。





Tailor sniff & scurry | 浦和 テーラー | ビスポークテーラー



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